つるし柿と焼き芋・・・・団塊世代には「涙とよだれ」が出ます。
お叱りを受けるかもしれない。
「能無し野郎がなにを言いくさる」というわけです。
でもこのかくれ家は団塊の世代の育った環境を再現する
それがノスタルジアであろうと、手につけたワザの披露であろうと
メンバーにとって、それが自己実現や郷愁につながれば、このプロジェクトの
目的は達せられる。
スタードームもすばらしいが、やはり「ツリーハウス」は夢の実現かもしれない。
それは子どもの時だから、50年を越える昔のことになります。
敗戦後の日本は食べ物がなかった。
自給するにも男手はなかった。
まだ戦地から引き上げ途上だった。
農地も荒れ果てたまま、老人と婦人たちでようやく維持されていた。
当時の農家の子どもたちには甘いものが口に入るチャンスは限られていた。
その一番はつるし柿だった。甘柿もあった。
このツリーハウスへ干し柿をつるした。
スタードームで柿の皮を剥いた。
皮を途中で切らないで切るにはワザがいる。
身についたワザです。
それをつるした。
少しでも田舎の風景を身近に感じてもらえればいいという思いからです。
焼きいもは腹の足しになった。
父が囲炉裏から焼き芋を掘り出してくれた。
これはうまかった。
灰を振るってそのまま皮をとって食べた。
焼き芋にも干し柿にも想い出がつまっている。
鹿とイノシシの肉でバーベーキュを楽しんだ。
勿論、森のコンサートの後片付けや
中小田古墳群への道づくりなど持ち越している仕事も多かった。
それぞれが得意のワザで、仕上げに尽力されたようだ。
座った4畳半の部屋もそのひとつです。
畳みが入れば完成だが、もう少しかかるかもしれない。
待まちどうしいのは正月だ。
といっても旧正月です。
その昔はすべて旧歴だった。お盆も正月もそうだった。
もちろんここへふとんを持ち込んで泊まる予定です。
電気はない。それでも江戸の昔に比べると暖は取れる。
ここには竹炭がある。これでゴハンを焚き、汁を作る。昼には焼きザかなを
準備し、蕎麦を打つ。夕方には酒を竹炭で沸かす。
これば本当のエコライフだと自負しています。
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