ワザの集結と作品群
細かい技術やワザの集結であることは論を待たない。
そのワザの持ち主が経済の第一線から退きつつある。
定年を迎えるとワザも技術も失われる。
「それはもったいない」と呼びかけて、大人のかくれ家にメンバーがあつまった。
その技術レベルは
「かくれ家に集結した見事なワザ」
に掲載しましたが、
今回はその仕事ぶりを具体的な作品群で取り上げてみた。
画像を見ていただこう。
正目の板を円形にきりぬく。
それをつなぐと大きな水車の円をつくる。
さらにこれらを支える木の枠がいる。
この水車はよく回る。
なぜか、支える心棒にベアリングが入っているからだ。
2.椅子
野生的なデザインがいい。
背もたれのV字は小枝をそのままデザインにいている。
節があっても体のどこにも当たらない。痛くない。
びくともいない。
その秘密はビスにあります。これがしっかりとこの椅子を固定しているからです。
「どうぞお掛け下さい」
「いいえ、どこも痛くないです」
「では、ぐらぐらしますか」
「全くしません。しっかり受け止めてくれます、すばらしい椅子です」
3.テーブル
杉の丸太を半分にしてそれをつなぎあわせて、
表面にカンナをかける。凸凹はない。
それを釘を一本も使っていない。
木組みが支えている。
スタードームのメインテーブルだ。
難を言えば、重いことぐらいだ。
4.ベランダ
ツリーハウスにはベランダがある。
細い木々の間から、十数メートルの真下がのぞく。
怖いもの見たさという本能を満足してくれる。
でも 大人が歩けば折れるようじゃダメ。
堅牢、耐久に太さと長さを揃える。しかもボルトで締める。
しかも小枝で囲ってある。樹上家屋のベランダにふさわしい造作だ。
その入口に落し物があった。
たぬきではない。でも雑食性の動物だ。
この樹上ハウスには いのしし、たぬき、キツネ、テン、イタチ、野ウサギのほか
キジ、ハト、ヒヨドリなど野生動物も頻繁に訪れるようです。
これはテンの落とし物だと専門家が教えてくださいました。
世の中には動物や忘れ物に詳しい学者がいらっしゃいます。
ガマガエルの生態研究には食べ物調査を欠かせない、となれば、その形や量、匂いなども
おろそかにできない、という。
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