ここで寝泊りはしない方がいいよ、凍えるよ。
寝泊りをするつもりでいた。
寒波襲来の天気予報があった。
「子どもころにそんな寒波は経験ずみです。とにかく寝息が凍ったこともあるんじゃから」
凍え死ぬようなもんじゃけえ、やめときんさい」(広島弁)
みなさまの説得に応じてついに晦日参りは断念しました。
第一、ゴザはあるが、畳はない。
第三、ゆたんぽはいくつ用意すればいいか。
第四、すきま風を防ぐ手立てはあるか。
など対策も考えると間に合わない。
でもここで寝ずのお篭りをするのは夢である。
その昔の田舎での正月行事の再現です。
そこで、正月二日の昼に、まず寝袋に入り、寝心地を試した。
午後2時ごろだから、つい、うとうとした。
夜となれば、毛布がいるし、湯たんぽは必須であろう。
燗酒をいただき、寝袋に入って、携行のランプで読書する。
鍵をすればタヌキやキツネの侵入はなんとかなる。
一番厄介なのがオンナだそうだ。
その姿をしばしとどめてほしいものです。
「天つ風 雲のかよいぢ 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ」
(僧正遍照)
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